埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1182
■ 種類 総説・解説
■ タイトル トイレの先にあるものは
■ 著者 見島伊織    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)日本生物工学会
■ 出版年 2010
■ 誌名・巻・号・年 生物工学会誌、Vol88、No.6、305、2010
■ 抄録・要旨  人間の生命を維持し、環境を形成していく上で水は必要不可欠なものである。人間は1日に飲み水として2L、台所、風呂、トイレなどを含めた生活に200L程度を使用するといわれている。浄化槽は家の庭や駐車スペースなどに設置されており、家庭から出る排水を処理し、河川などへ放流することができる。以前は、トイレの排水のみを処理する単独処理浄化槽が普及していたが、2001年の浄化槽法の改正により、トイレからの排水と台所、風呂などから出される生活雑排水を合わせて処理する合併処理浄化槽のみが浄化槽として定義された。近年は、窒素に加え、リンの除去が効果的に行われる浄化槽が開発されている。好気槽の水中に沈めた鉄板に電気を流すことで鉄板から鉄を溶出させ、鉄と排水中のリンを凝集沈殿させ不溶化させることでリンが排水中から除去される。排水中から除去したリンを再利用可能な状態で取り出し、リンのマテリアルフローに乗せることに期待が寄せられている。浄化槽は水環境への負荷の削減だけでなく資源の回収を行うことができる家庭のパートナーである。
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